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2. デジタル処理と0と1私たちは普段、文字によって様々な情報をやりとりします。しかし、他の人が書いた文字を読めないなど、正確に伝わらないことも、少なくありません。(自分の字でも、時間があくと読めない時がありますよね。)これは、文字には膨大な種類があるためです。 では、文字をものすごく単純にしたらどうでしょう?「●と×」の2つの文字だけで情報を伝えることにすれば、おそらく誰が書いても、誰が読んでも伝わるはずです。また、書く人のくせだけではなく、雨にぬれてにじもうが、泥がついて汚れようが、何度コピーを繰り返そうが、「●と×」を読み違えることはないでしょう。(もちろん限度はあります。) 多少の問題が起きても「●と×」、どちらなのかは認識できる この文字「●と×」のように、「区別しやすい2つの事柄」によって情報を扱うのが、デジタル処理です。そして、区別しやすい2つの事柄「●と×」が、デジタルでよく言う「0と1」に相当します。 実際のパソコンの内部では、電圧の高い/低い、磁石のNとS、光の反射が強い/弱い、などが「区別しやすい2つの事柄」になり、それぞれ「0と1」になります。 区別しやすい2つの事柄によって情報を扱うデジタル処理、その最大の利点は、上記「●と×」の例のように、多少の問題が起きても「情報を正確に伝えることができる」ということです。「2つの事柄」を逆に認識するような問題が起きない限り、100%正確に伝わります。 デジタルオーディオやビデオの著作権問題が議論されていますが、これはいくらダビングを繰り返しても、音質や画質が劣化せずにオリジナルを再現してしまうからです。
2004.06.29掲載 2005.01.31更新
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