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5. 16進数デジタルの「2つの事柄」を0と1に置き換え、2進数の数値と見ることで、効率的に管理できることはわかりました。そして前ページでは、2進数を、普段慣れ親しんでいる10進数に置き換えました。実は2進数を置き換える場合に、10進数以外にも、よく使われる数の表現方法があります。 「16進数」です。 「16進数」は、0〜9の10個の記号にa〜fの6個のアルファベットを加え、16個の記号で数を表す方法です。10進数と16進数を対応させると、次のようになります。
さて、この16進数。何のためにあるのでしょう?上の表を見ても、何も良さそうな点は見えてきません。では、2進数と16進数の対応表を見てみましょう。
どうでしょうか? 2進数と16進数の相性のよさに気付かれたでしょうか? 1桁の16進数(0〜f)は、0〜15を表すことができますが、これは、4桁の2進数で表すことができる数でもあります。 例えば、4桁の16進数で「 f040 」と表記されている場合、これは4×4=16桁の2進数、つまり16個の0と1の組み合わせで表現されている情報です。 また、6桁の16進数で「 ffcccc 」の場合は、6×4=24個の0と1の組み合わせで表現されている情報です。 つまり、16進数で表記された情報は、各桁をそれぞれ4桁の2進数に置き換えることで、簡単に元の0と1に戻すことができます。
このように16進数を使うと、実際のデジタル情報「0と1の羅列」が非常に把握しやすくなります。これが16進数を使う利点です。
2004.06.29掲載 2005.01.31更新
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