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デジタルの話

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1. はじめに
2. デジタル処理と0と1
3. ●と×でどうやって
4. 2進数
5. 16進数
6. まとめ


5. 16進数

デジタルの「2つの事柄」を0と1に置き換え、2進数の数値と見ることで、効率的に管理できることはわかりました。そして前ページでは、2進数を、普段慣れ親しんでいる10進数に置き換えました。

実は2進数を置き換える場合に、10進数以外にも、よく使われる数の表現方法があります。

「16進数」です。
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「16進数」は、0〜9の10個の記号にa〜fの6個のアルファベットを加え、16個の記号で数を表す方法です。10進数と16進数を対応させると、次のようになります。

10


0 1 ... 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 ...
16


0 1 ... 9 a b c d e f 10 11 12 ...

さて、この16進数。何のためにあるのでしょう?上の表を見ても、何も良さそうな点は見えてきません。では、2進数と16進数の対応表を見てみましょう。

2


0 1 10 11 ... 1110 1111 10000 10001 ... 11111 20000 20001 ...
16


0 1 2 3 ... e f 10 11 ... 1f 20 21 ...

どうでしょうか?
2進数と16進数の相性のよさに気付かれたでしょうか?

1桁の16進数(0〜f)は、0〜15を表すことができますが、これは、4桁の2進数で表すことができる数でもあります。

例えば、4桁の16進数で「 f040 」と表記されている場合、これは4×4=16桁の2進数、つまり16個の0と1の組み合わせで表現されている情報です。
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また、6桁の16進数で「 ffcccc 」の場合は、6×4=24個の0と1の組み合わせで表現されている情報です。
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つまり、16進数で表記された情報は、各桁をそれぞれ4桁の2進数に置き換えることで、簡単に元の0と1に戻すことができます。

16進数 f 0 4 0
2進数 1111 0000 0100 0000

16進数 f f c c c c
2進数 1111 1111 1100 1100 1100 1100

このように16進数を使うと、実際のデジタル情報「0と1の羅列」が非常に把握しやすくなります。これが16進数を使う利点です。

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2004.06.29掲載 2005.01.31更新

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