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4. リフレッシュレート表示の流れをお話したところで、「リフレッシュレート」にも触れておきましょう。表示に関する設定やディスプレイの仕様で、「リフレッシュレート75Hz」等の表記を見たことがあると思います。「Hz」は周波数の単位ですが、「リフレッシュレート」の場合は、パソコン側の色情報を記憶する領域(VRAM)の内容を、1秒間に何回ディスプレイに送るか、またディスプレイ側で言えば、1秒間に何回繰り返して表示するか、ということを表しています。 「リフレッシュレート75Hz」であれば、1秒間に75回、画面全体(先の例で言えば、800×600画素の情報)を繰り返し送り、表示しています。 表示を行うために、パソコンもディスプレイも非常に忙しくしていることがわかります。 そしてこのリフレッシュレートですが、CRTディスプレイの場合は、70〜75Hz以上で使用すると目にやさしいと言われています。これは画面のちらつきが押さえられるためです。CRTと表示原理が異なる液晶ディスプレイは、CRTで言う「ちらつき」はほとんど関係ないため、実質60Hzくらいで固定のものが多いようです。 ところで、パソコン側の「色情報を記憶する領域(VRAM)」ですが、画面のハードコピー(プリントスクリーン等)は、この領域の情報をコピーしています。ディスプレイに表示されている画面自体を取り込んでいるわけではありません。 コピーを行った時に、マウスカーソルがコピーされない、と不思議に思う方もいらっしゃると思いますが、マウスカーソルは「色情報を記憶する領域」には書き込まれずに、ディスプレイに送られる途中で合成されています。 キャプチャソフトによっては、マウスカーソルもコピーできるものがありますが、これは、「色情報を記憶する領域」のコピーと、マウスカーソルの位置および種類を識別して、これらを合成することで実現しています。
2004.07.05掲載
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