ぱそてきらいふ!
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ビットとバイト

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1.ビットとバイトの前に
2.ビットとバイト[1]
3.ビットとバイト[2]
4.補助単位
5.身近な例



5. 身近な例

まずバイトですが、ファイルサイズは本文中にも出てきました。他にもメモリ容量やハードディスク容量、CDやDVDの容量など、非常に広く使われています。

バイト表示
ファイルサイズ 800KB, 1.4MB 等
メモリ容量 128MB, 256MB, 512MB 等
ハードディスク容量 120GB, 160GB 等
CD 640MB 等
DVD 4.7GB 等

次にビットですが、現在よく目にするものでは、通信速度があります。56kモデムやISDN64k、ADSL8Mや光100M等、この後に続く単位はビットです。但し通信速度の場合は、更にパーセカンドが続き、「bps」(ビットパーセカンドもしくはビーピーエス)で表記されます。これは、1秒間に何ビットの情報を通信できるかを意味します。

では、今例を上げた4つの通信速度で、True Color 800×600画素の画像ファイル、約1.5MBを受信するのに、どれくらい時間がかかるか計算してみましょう。

まずファイルサイズ1.5MBはバイト表記、通信速度はビット表記なので、通信速度に合わせてファイルサイズをビットに直します。
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  1.5MB×8=12Mb(メガビット)

あとは、この数字を通信速度で割ることで受信時間が出ます。

ファイルサイズ1.5MBの受信時間
分類 速度 時間
56kモデム 56kbps 214秒(12,000k÷56k)
ISDN64k 64kbps 187秒(12,000k÷64k)
ADSL8M 8Mbps 1.5秒(12M÷8M)
光100M 100Mbps 0.1秒(12M÷100M)

通信には、実際に送るデータ以外にも様々な情報が加わります。また、通信速度も数字どおりにはいきません。ということで、この計算は非常に大雑把なものですが、ビットとバイトの理解には役立つと思います。

色々な例を使いながら進めてきた「ビットとバイト」ですが、把握できたでしょうか?少しでも「なるほど」と思える部分があることを祈ります。


2004.07.08掲載

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